ニサルガダッタ・マハラジより

“個人としてあるという考えを放棄しなさい
あなたが知っているのは個人だけだ

個人ではないアイデンティティをあなたは知らない

何故ならあなたは決して疑ったことがなく「私は誰か」という決定的な疑問を自分に問いかけたことがないからだ。

アイデンティティとは個人を観照するものだ”

ニサルガダッタ・マハラジは
思考も感情も行為も全ては肉体とマインドに起きている、
という
個人という行為するものは幻影だという
行為する肉体とマインドは個人が行為しているのではなく
それは
肉体とマインドに行為が起きているのだという

この個人という幻想が
マインドの中に起きることや、
この現象界に起きること全てが
映画の様にフィルムがこの現象世界に上演されているだけだという

行為は、思考は、感情は、想念は、
この肉体、このマインドに起きているだけだという

私が行為しているのではなく
その行為はマインドと肉体にただたんに起こっているのだ、という

映画の上演のように、それはマインドと肉体というスクリーンに起きているという
私達は行為者ではないという
全ては起こっているという
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