波動との不一致

昨夜のこと、私は上江洲義秀先生と話をしているとき
先生は一般的なことを、周りの人々に話しているようで
実は、私に対して話していることを感じたことがあった。

それが「波動との不一致」を指摘されたときであった
波動との不一致とは

本人が語っていることや思っていること、考えていることと
実際の本人自体との齟齬である。ギャップである。

若しくは
本人が信じていたり、考えていたり、思っていたり、ホームページに書いたりしていることと
実際の本人が出している波動の不一致のことである

この点で
上江洲義秀先生は言葉には出さなかったが

「久保栄治さん、貴方はホームページで聖者達の究極の言葉を掲載していますが、その書いている文章の奥から
出されている（臭ってくる、放射されている）波動とは全くそれらの言葉とは裏腹のレベルの低いものですよ」

という事であった

「肉体は私ではない」と文章に書いたり、この言葉を復唱したり、これについて熟考したりしていても、

本当に「私は肉体ではない」と実感していなければ、
いくら、この言葉を自分自身に言って聞かせたり、復唱したり、瞑想したりしていても、実際に本人から出されている波動が
自分自身を肉体と錯覚しておって、病気のことを心配していたり、健康のことに関心があったり、着ることや、食べるものや財産に興味を持ち、家計のことや、将来のことを案じていたりしていること自体が、自分が如何に肉体であると思っているかを証明している。

従って、本人がいくら「私は肉体ではない」とそのように思い続けていたり、考えたり、信じていても、実際の本心では「私は肉体」だと錯覚している以上は、そのような、相反するを波動出し続けているのだ。

そのギャップ、その齟齬、その矛盾が有ってはならない。

と言うことを強烈に上江洲義秀先生は昨夜指摘されたのだった。


言葉で愛を唱え、考え、思い、周囲に、その愛を伝えようと努力していても

実際にはその本人から出されている波動が、
全然、全く愛ではない、自己関心だったり、
自分がどう思われるかという利己心であったりして、
何かに対する恐怖心が心の中に微塵でもあり、
その愛している当の相手の本人のことを自己とは分離していると感じていたりしたら（その愛している相手とは私自身であると本当に実感していなかったりしたら）、それが果たして愛の状態であろうか、愛の波動を出しているのだろうか。

そのとき、その愛を口にしている人の波動は愛そのものであるのだろうか、どうなのか？

愛とは勿論、二元性やマインドの状態ではないので、愛についての考えや、愛を行っている自分と、愛を受けている相手という個人的な分離感が有ってはならない。

もし、そのとき自他の認識があるとき、その愛は、愛についての考えや想念や感情であって、それは二元性と言う分離のマインドの状態である。

愛しているという行為者が感じられたり、愛を考えたり、愛していることを自覚したり、愛の対象が有るとき、それは全然、愛ではない。

それは全く愛とは反するもの、即ちマインドである。

そしてそのとき、そのマインドの特徴である恐怖や暴力や不安がその愛と言われているものの中にそっと忍び込んでいるのだ。

このとき、その愛していると思っている本人の波動は、どす黒い、悪臭のする波動である。自我（エゴ）の波動である。

それは愛ではなく、愛と錯覚しているマインドの恐怖の波動である。

上江洲義秀先生は波動が完全に良く分かるので、私に対して、誤ったことをしてはならない！
その欺瞞に充分に注意して、
波動を観察し、波動から識別し、自己認識をしなさいと言われたのである


この錯覚の良い例が幽体離脱である

幽体離脱をしている本人が、肉体から離脱して空中から自分の肉体の動かずじっとしている姿を見て、私は観察しているのだから肉体の私ではないと錯覚している様に、似ている。

体外に離脱した当の本人は、そこに眠っている自分を見ているにもかかわらず、自分のことをやはり、同じような洋服を着て、同じ顔をして、同じような身体特徴である肉体だと信じているのだ。

やはり体脱しても、自分は肉体を持つ個人であり、人格だという錯覚に捕らわれているのだ。

だから体外離脱をしても、決して自分は肉体ではないと言う実感をしていない。

何故なら離脱した当の本人がやはり、これまでと同じ顔と、同じ姿をして、同じような洋服を着て、同じ記憶を持った肉体だと信じているのだ

それは頭脳が起こしている錯覚なのだ、ゲームなのだ。

頭脳がマインドによって動かされ、機能している限りは

自分の事を、肉体であると錯覚し続け、転生は続いていくだろう、幻覚の中で…。

その虚偽を見破るのは波動の識別である

マインドの波動であるのか

気づきの非二元性の波動であるのか

この意識レベルを反映している波動を識別することである。