純粋に聴いているとき「私」の精神は空っぽです。
それ故に私は聴くことが出来ます。
「私」は空っぽで聴いています・・そこに新しい知覚が在ります。
純粋に聴くこととは、愛なのです。
純粋な知覚とは愛なのです。
その空っぽに聴くことから「新しいこと」が発見されます。
この空っぽこそがあらゆる全てのことを保っているのです。
何も動機や方向付けがなく聴くこと、
このように空っぽで純粋に聴くこととは愛なのです。
純粋に聴くこととは愛なのです。
純粋な知覚とは愛なのです。
・・クリシュナムルティー「ボーム博士との対話」より