あなたは私、私はあなた

2024/08/30(金)
あなたは私、私はあなただと覚者は言う。

汝はそれであると覚者は言う。

世界は私、私は世界だと覚者は言う。

内部は外部、外部は内部であり、内は外・外は内だと覚者は言う。

この現象三界世界の実相の姿を見る事が出来る正しい超超知覚は

私達の内なる一霊たましいの知覚認識だという。

そしてその内奥の魂本体の超超知覚があるとき

すべてが分離しておらず、すべてはそのままで完全完璧だというのだ。

この魂の知覚があるときには現象の姿が消え、自他の分離は消え去り、

全てはひとつという実相が顕現しているのだと。

すべて一切が神だという、そして神とは愛であるので

そこには愛が、神である愛のみがあるというのだ。

私達人類の「条件付けられている脳」による知覚認識に於いては

この現象三界世界は競争と戦争と欲望に明け暮れ血に塗れているのだが

魂からの知覚では

現象三界世界の実相は全て一切が分離しておらず、愛だというのである。


内部と外部、自分と他人、自分と世界、自分と自分以外という

この自他が分離しているという通常の私達の知覚とは、条件付けら

れている脳による知覚であり魂の知覚ではない。

この人類の知覚とは私達を覆い隠している「無知」の知覚。

この私とあなたが分離しているとの知覚は無知が錯覚しているのであって

この「無知」が知覚する現象世界は現象世界の本当の実相ではない。

と言うのだ。

そして神が一切万物の「私」としてこの現象世界

を演じておられるというのである。

貴方も私も、そして一切万物は神が「私」として呼吸し、思考し

行為し、生死を演じ、自我として生きておられると言うのである。

私は存在しておらず、只神のみが生きておられるのである。と。


※この賢者達による超超知覚とは
通常の私達が自分自身だと思い込んでしまっている記憶の反応による
知覚ではありません。
「脳が受信している思考の記憶(受動思考)」という「人類の一般
的な知覚認識」即ち人類が知っている知覚ではありませんし、この
超超知覚や認識は地球の科学やアカデミーでは全く以て知られるこ
とがありません。

それはまたスピリチャルや宗教やオカルトでも知られることはありません。

それは輪廻転生を繰り返して、時々記憶である受動思考に対して働く
能動思考をする私、
即ち「この未だ目覚めていないサイコノエティック体の私」の超知覚
のことでもありません。

この超超知覚とは
能動思考である私達サイコノエティック体の私(脳と結合した結果、
脳が受信している受動思考を自分だと錯覚している輪廻転生をして
いる私達)
のことを観照している高次の私、即ち「ハイヤーセルフの私」、それは
魂からの「永遠のパーソナリティー」(観照者)による超超知覚だと教
えられています。

いずれにせよ私達であるサイコノエティック体の現在のパーソナリティ
ーは条件付けられている肉体の脳と一体化していて、その脳が受信した
思考の記憶(左脳からの受動思考の反応)を自分自身だと固く錯覚し
続けているのです。

即ち、この記憶の反応を自分だと固く信じて疑うことが出来ない「輪廻
転生を続けている現在のパーソナリティー」である私、
この未熟な「サイコノエティック体の私」には

魂の私(ハイヤーセルフ又はインナーセルフ)のその超超知覚
や現象界の実相など
・・それらを知る由もありません。