行為者はいない行為があるだけだ・・クリシュナムルティー
思考者はいない思考があるだけだ・・クリシュナムルティー
残念ながら私達人類はこのクリシュナムルティーの言葉を理解出来る
段階にまでぜんぜん到達しておらず遙か遠い地点におりますので
上記の言葉は全くのチンプンカンプンで意味をなさないことでありま
しょう。
上記のクリシュナムルティーの言葉は彼岸(高次元)にいる方々の
言葉であり此岸にいる私達には知るよしもないのです。
ミルダッドも違う言葉の使い方で同じ事を言っています
あなたが自分の心を支配できるとき、誰があなたの体
を名目上支配するかに、なんの重要性があろうか?
全宇宙があなたのものであるとき、誰が地上のあれや
これやの地域を支配するかに、なんの重要性があろう
か?
彼らが害しているのはあなたがたではなく、
彼ら自身である。・・ミルダッド
人間の技術や学問は、無花果の葉以外の何なのか?
始終戦争に従事している人間の帝国、国家、対立する民族、
そして宗教は、無花果の葉を崇拝する諸宗派ではないか?
人間の善悪、名誉と不名誉、正義と不正の掟、人間の無数の
社会的信条や因習――それらは無花果の葉の前掛けではない
か?
価値の測れないものの価値を測り、測定できないものを測定し、
いかなる尺度も超えているものを標準化することーこれらすべて
は、つぎだらけの腰布につぎを当てることではないか?
人間の、おのれを苦痛で満たす快楽への貪欲、おのれを貧し
くする富への強欲、おのれを隷属させる支配への渇望、おのれ
を非昇華する栄光への欲求―これら全ては、あまりにも多くの無
花果の葉の前掛けではないのか?
ミルダッド