生きるためには目覚めなければならない・・G・Iグルジェフ



生きるためには目覚めなければならない。


目覚めるためには死ななければならない。


死ぬためには恩寵がなければならない。


恩寵があるためには自己想起がなければならない。


自己を想起するためには自己観察がなければならない。


G・Iグルジェフ


私の感想

私は思うのですが・・・
私達はこの条件付けられている脳から自由になり、本当の意
味に於いて生きることが出来るためには目覚めなければなら
ないと言うこと。

具体的には脳が損傷を受けたり、脳が機能しなくなったりし
ても「恩寵によって死を体験し目覚めて新たなる生を生きる
こと」が出来る様になったその人は、熟睡中にでも、そして
日中の毎日の生活の中においても、この目覚めた超意識は継
続していると言うことでありましょう。

肉体及び脳の生死を超越して生きることでありましょう。
夜中に脳が眠っていても、この新たに生まれた目はその脳が
眠っていることを観ていることでありましょう。
(但しこれは目覚めないまま肉体の死を迎えて生命とともに
肉体から離れて行く自我体・記憶体のことではありません)

脳が生み出した思考や想念や感情や自我自己を超えた新たに
誕生したその私は、グルジェフの言う意味でやっと生きるこ
とが出来るようになったのでありましょう。

今までは脳に縛り付けられていた私は目覚めたのです。
真実の私として、超意識の私として・・。

その自己の死を経て新たに誕生して真実の人となった人は
脳が生み出した眠りや夢見や思考感情想念自己によって、
もはや影響を受けることなく、神の子として世のため人々
のために生きることでありましょう。



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