仲間達よ!
ミルダッドは言う・・「神と人間を分かつことは出来ない!」と。
現段階の人類を遙かに超え、世界の知性には思いも至らぬ神聖なる深淵から、時空を超えたステ
ージから・・人類には全く理解出来ない超越意識が、「分離した思考」を超えている言葉
でもって、ミルダッドが語りかける。
過去にノアを導いたミルダッドは、いま又地球人類に語りかける。
否々「自分のことを地球人類だと思い込んでいる私達である宇宙人類」に語りかけている。
・・・しかしながら難解なミルダッドを理解するには理解を祈願しなければならない。
「仲間達よ!
神と人間を分かつことは出来ない!
それ故に人間を同胞や「言葉」から生まれる全ての生き物と分かつこ
とは出来ない。
見る者、語る者としてのあなたは、あらゆる言葉に中に有り、あらゆ
る言葉を超えてあるのと同じようにあらゆる事物の中に有り、あらゆ
る事物を超えてあるからだ。
万物への意識を成長させて、はじめて、あなたは自らの内にある万物
の意志や、万物の内にあるあなたの意志を意識出来るようになる。
如何なる自己も全てを包み込む自己でなければ本物の自己ではない。
人間は産着にくるまれた神である。
人間は〈私〉という産着にくるまれている。
その内なる〈私〉から毒を取り払って貰いたい。
もし、あなたの思考が突き刺し掻きむしるなら
その思考とは思考者であり思考であるあなたの〈私〉が創造したもの
だ。
あなたの〈私〉のみが、棘、牙、鉤を思考に与えたのだと知りなさ
い。
あなたの思考はあなただけの思考ではない。
共通の思考の大海が、その思考を自らのものだと主張する。
その思考とは思考者であり思考である、あなたの〈私〉が創造したも
のだ。
ミルダッドはあなたがたが自分自身と-あらゆる人々と-宇宙全体と
平和に過ごすために、内なる〈私〉の裂け目をつなぎ合わせて貰いた
い。
内なる〈私〉から毒を取り払って貰いたい。
人間は神を孕む雲である、自らを空にするのでなければ
人間は自分自身を見いだすことは出来ない!
嗚呼!空になる喜びよ!
事物を放っておきなさい。事物を変えようと心を砕かないようにしな
さい。
何故ならば事物が見えるがままに見えるのは、
あなたが見えるがままに見えるに過ぎないからだ。」
※蛇足ながら、このミルダッドの言葉を、観念的に理解するには
ホ・オポノポノのヒューレン博士が示しているあの図解が一番適して
いるように思える。神道の黒住宗忠など、地域や時代や言語によって
表現は異なっていても真理は同じであるので各宗教の神髄は同じであり
皆等しく「私達の表面意識は思考により混濁していても、本来は純粋透
明なる鏡・霊魂であり神の子である」ことを強く教えておられる。
悲しいかな現在の人類は戦い合い競争し殺し合い憎み合っているのだが
、
私達の真の実体は皆全員が、敵も味方も皆、神の子、仏の子であるのだ。