私達の表面意識はまだ顕れていないという。
この現在意識とは実は私達の表面意識ではなくて、記憶だと言うのである。
では記憶とは何だろうか?記憶とは”「魂と繋がる私」の目覚めていない
表面意識”(魂→魂と繋がる私→眠ってしまっている表面意識)が
一体化してしてしまっている(潜在意識にある)記憶だというのである。
(※意識とは一般常識では計り知れないほど混み入り重層構造なのである)
悲しいかな、私達が自分自身だと思っているこの私とは記憶なのである。
私達である表面意識は未だに眠っており、私達が自分の意識だと思い込
んでいるこの現在意識とは、実際には私達の潜在意識にある記憶であり
その記憶の反応が思考なのであると。
もし、現在意識がイコール私達の表面意識であるなら高次の思考と高次
の感情が沸き起こり、私達の現在意識は「魂と繋がる私の表面意識」と
なっているので高次思考、高次感情、そしてマインド・心を使用できる
ことになるだろう。
私達は未熟で眠っているので私達のサイコノエティック体は未形成であり
マインドを使う事が出来ず、即ち心を使用しておらず、私達が自分の心だ
と思い込んでいるこの私も、私の心と思われている心も記憶の反応、即ち
条件付けられている脳の反応の記憶なのであると言うことなのである。
魂と繋がる私達の表面意識がもし目覚めたらどのような変化が起こるのだ
ろうか?
推測するに、それは潜在意識が意識化されて、潜在意識の能力を発揮でき
るので意識はこの肉体を超えて世界のあらゆるところをハッキリと現地で
目撃し、あらゆるところから自分を見ることが出来るという。あらゆる
人々や万物とのテレパシーや知覚の拡大が起こっていることだろうと。
それは・・・ヒューレン博士のように。
では更に私達が自分自身である「魂と繋がる私」とのつながりを再確認で
きるようになったらどういうことになるのだろうか?
それは万物との同調が起こり「あらゆるところに自分を発見し、自分の中
に万物やあらゆる世界中の人を実感している」ことだろうと。そしてその時
最早思考を使用せず、瞬時に全てを理解するであろうと。即ちその魂と
繋がる私と一体になった私は自己否定を通じて自分は生まれ変わり、万物
と同調し、その私「I AM I」は世界まで拡大して世界と自分が分離してい
るとは全く知覚されないことだろうと。