私達が知覚する出来事とは


私達が知覚している出来事とは、真実のリアリティーではないと教え
られています。


私達,,肉体と結合した現在のパーソナリティーは
永遠のパーソナリティーと繋がっているのにもかかわらず


長い輪廻を通じて、意識は未だに目覚めておらず、潜在意識的状態であり
、諸体は未形成状態である・・と言われております。

潜在意識的状態とは地球を取り巻いていると言われる想念帶の思考や
感情のことであり、

条件付けられている頭脳の働きによって受けとられている思考や感情
のことであり、その条件付けられている思考や感情の膨大な記憶層
のことで、その記憶層からの反応のことであり、その思考とはクリヤー
な理性や知性ではなくではなくて条件付けられている脳の記憶からの
反応ということでしょう。


従って、現在の私達の意識とは潜在意識の中にあるものだけを現して
いるのであって、「この現象世界のリアリティー」でさえ現していない・・
と言われております


即ち、実際に起こっている出来事に対して潜在意識層からの反応だけを
私達は知覚し認識しているのであり、

起こっている出来事に対して一瞬遅れて反応している私達現在のパーソ
ナリティーは、起こっている出来事に対しては、その起こっている出来事に
加わることや、参加することや、変更することは出来ず、

私たちが起こしていると思い込んでいる又は起こっている出来事と知覚し
ている出来事とは、実際には起こっている最中の知覚や認識ではなくて、
その出来事が起こった直後にその起こった出来事を知覚し、認識している・・、


そしてその起こっている出来事に対しての私達の思考や行為とは、実際には
条件付けられている脳で受け取った思考の記憶である潜在意識層からの反
応でしかないと言うことでありましょうか



私達は未熟で諸体が形成されていないので潜在意識層からの反応だけを
知覚し認識し、そしてその潜在意識層から思考し行為しています。

その私達現在のパーソナリティーが遅れて反応する思考と行為・・それなの
に、その行為と思考を私達は自分はこの出来事に加わっていて、自分がこ
の出来事を起こし行為している、思考していると思い込んでしまっているとい
うことでありましょうか。


私達未熟な現在のパーソナリティーはその出来事が起こった直後に、その起こ
った出来事を知覚し、その出来事に対して潜在意識層から、今度は私達眠っ
たような現在のパーソナリティーが思考や行為をしていると言うことでしょうか?


才能があること、また才能がないこと、身体や精神に障害があること、障害の
ないこと、強健であること、病弱であること、成功していること、失敗していること
・・それら起こっている出来事や起こっている行為や思考、起こっている脳の
反応に対して、またやってきている想念形態の記憶からの反応に対しても
私達現在のパーソナリティーは潜在意識的意識状態から思考し行為し、そ
して思考し行為することで数々のエレメンタルを創りだしています。

未熟な私達現在のパーソナリティーはいまだに未熟なるがゆえに本来
私達に備わっている「高次な思考」や「高次な感情」を使用することが
出来ないので、それらの出来事が起こった後にそれらの出来事を間違
って知覚し認識しているのだと言われております。

それらの
起こっている出来事に対して私達が未形成である為、すなわち意識が
目覚めずに潜在意識的状態の私は

「その出来事が起きた後にその出来事を生きている」
といわれております
従って

「その出来事が起きている最中には、その起こっているそれらの
出来事に参加したり、それに加わって出来事を変えたりすることは
出来ない」

・・と教えられております



私達である現在のパーソナリティーは永遠のパーソナリティーと繋がっている
のだが意識は眠りこけてしまって、目覚めていない潜在意識状態である限りは

「起こっている出来事を変えたり、出来事に加わることはできない」

従って、この起こっている出来事を変えたり出来事に加わるためには

「不定形の諸体に関するワークを行い、それを発達させ、
完全に再形成する必要があります。」

と教えられております