質問


今朝、私に、私自身に

謙虚に、優しく、丁寧に、礼儀正しく接し

そして、お伺いをしてみた

その私と言っている私自身に出会いたい、拝見してみたいと思ったからだ


そして同じ私がその同じ私自身に質問させていただいた





自分のことを私自身だと、この自分のことを自己自身だと思っている私自身に聞いてみた

即ち

私が私自身に尋ねてみた

この私自身がこの私自身に直接、お伺いしてみたのだ

「この私のことを私だと思っている私にお目にかかりたいのです?」と


「・・・・・・・」、




この肉体のことを「自分の肉体」、「わたしのからだ」だと実感している私に、

即ち

この肉体を自分の肉体だと思っている私がその同じ私である私自身に質問してみたのだ

「この肉体やこの諸身体を私の身体と思っているこの私とは誰でしょうか?」と

その私自身におなじその私が会ってみたいのです、と


「・・・・・」、





行為のことを「自分が行為している」と実感している私に、

同じく私が行為している、と、そう実感している私がその自分自身に質問してみた

「私が行為していると実感している私がその同じ私にお目にかかりたいのです?」と


「・・・・・・・・」、



思考のことを「自分が考えている」と実感している私が、その同じ私に聞いてみた

「思考を私が思考していると実感している、この私は誰ですか?」と

「・・・・・・・・」、



視覚や聴覚、味覚、触覚、嗅覚などの五感や知覚や認識のことを

わたしの知覚や認識だと思っている私に聞いてみた

五感や知覚を自分の感覚や知覚と思っている私は誰でしょうか?と

「・・・・・・・・」、



欲望や願望や考えや感情や心のことを、

「自分が欲望を抱いている」、「自分が願望している」、「自分が考えている」、「この感情や心とは自分の感情・心」である

と、そのように実感している私・この私自身に聞いてみた

「私が欲望し、願い、欲っしていると実感しているこの私は誰ですか?」と、


「・・・・・・・・」、


この分離している意識、即ちこの意識を意識している自己意識である私

この自己意識に聞いてみた

「自己意識を私の自己意識だと実感している私とは誰でしょうか?」と

「・・・・・・・・」、



夢を見たり、対象を客体として、主体と分離している対象として認識しているその主体である私に質問してみた

対象として知覚し、認識対象として”客体・対象・他己”として認識している、この分離している主体である私とは誰ですか?と

「・・・・・・・・・・・」



返事は「・・・・・・」だった