統覚機能
今日は統覚機能について考えてみた
統覚機能とはなんだろうか
統覚機能とは感覚や知覚、そして思考や記憶、行為を統合して
ある特定の個体においての私と言う自己意識を保持させている機能のことである
その統覚機能が働いているお陰で、特定の個体の私・自己意識が生み出され継続しているように思える
動物や生き物における統覚機能が作動しているので、その個体に於ける独特の自己意識即ち
特定の「私」「自己」を生み出し継続させているように見える
可愛い犬や猫の自己意識・私とはその犬や猫の統覚機能が生み出しているのではないか
この私やあなたの自己・私とはそれぞれの個体の統覚機能の働きによって生み出されているのではないか
その特定の個体に於ける感覚及び知覚そして行為、個体の記憶等がネットワークを構築し
連結・連携した結果、その個体における私という自己意識を生じさせているように思える
肉体の脳と、諸体の脳、統覚機能がネットワークを構築しているので自己意識が生じている
翻って人類に於けるそれぞれの個体に於ける私という自己意識・私とは
その特定の個体において働いている継続する統覚機能が生じさせているように思われる
私という自己意識はその統覚機能が作動しているので生じ、続いているのではないか
私が統覚機能を作動しているのではなくて、私とはその統覚機能の働きの結果なのではないか
その統覚機能という特定の個体における働きが私・自己意識を生じさせている
ということである
従って私・自己・私という観念の主体とは個体に於ける統覚機能の働きであるということになる
私・自己とは統覚機能が働いているので生じている結果であり
統覚機能がなく、働かないとき自己・私は発生しないし継続しない
だが私達は、通常ではこの事をまさに正反対に感じている
このまさにその正反対に感じていることが、この統覚機能から生じていることなのである
統覚機能とは結果である私・自己・思考に属するものではなくて、
起こっていることである
と思われる
ここでこのように私が考えているこの思考や観念も統覚機能から生じていることなのではないか
内部と外部の為すことや為さないことも同様にその統覚機能から生じていることのように思える